クレカは同時に申し込みはできるのでしょうか。
クレジットカードを複数持っている方は多いです。
ですが、あまりたくさんクレジットカードに同時に申し込むと、審査で落とされてしまうことがあります。
ではどの程度にとどめておいたらよいのだろうかと思われるかもしれません。
今回はクレジットカードを複数申し込むと審査に落ちやすくなる理由などについてご説明します。
目次
クレカに同時に申し込みすることの理由
クレカを同時に申し込みたい理由としては次のようなことがあるかもしれません。
ポイントがたまりやすい
一つ目は、クレカを何枚ももっていると、それぞれのカードを使いわけておとくなポイントが溜まりやすいということです。
ポイントダブルデーなどを利用することができます。
さらにポイントだけではなく、クレカをもっていると割引などがきくこともあります。
ショッピングやキャッシングの枠が増える
二つ目は、ショッピングやキャッシングの枠が増えるので、たくさん買い物や現金をキャッシングすることができることです。
使えるカードの種類
三つ目は、一つのカードが使えない場所でも他のカードが使えることなどもあるかもしれません。
クレカに同時に申し込みするデメリット
クレカを同時に申し込みをすると、以下のようなデメリットもあるのです。
管理が大変
一つ目は、同時に申し込みをすると、それだけ手続きが多くて、カードの管理も大変になるということです。
何をどこで買ったかなど、すべて把握するのが大変です。
あとで請求書が来ても、覚えていないとかいうことがあるかもしれません。
年会費
二つ目は、年会費などが必要になると、カードの枚数分料金がかかってくるということです。
大体のカードは2000円ぐらいです。
カードによっては永久無料などというところもあります。
申し込みの手間
三つ目は、申し込みの手間がかかるということです。
1枚のカードを作るために、必要書類を記入したり、身分証明書など添付書類も必要になってきます。
1枚1枚手続きをするのはわりと面倒な作業となります。
審査
四つ目は審査があることです。
クレカに同時に申し込みすると審査が通りにくくなる?
複数のクレカに同時に申し込むと審査に通りにくくなるという噂は本当です。
実際に、何枚か同時に申し込んだ人は、あるクレカはよかったけど、他はだめだったとか、最悪は全てダメだったという人もいるぐらいです。
このようなことが起こるのには理由があるのです。
それは、クレカの審査はある一定の中央センターで管理されていて、そこに情報が集約されているので、結局入り口は違っても、同じ情報を各カード会社は得ています。
しかも、そのような申し込み自体も情報としてインプットされるので、履歴となり残ります。
それで、もし過去のキャッシングの借り入れ履歴が有ればその実績によって評価されたりすることもあります。
クレカに同時に申し込みするとどうなる?
このように、情報が集約されているということはお話した通りなのですが、では同時に申し込みをするとよくないのかと言いますと、申し込みをしていることも実績として残るということと、もう一つはそこで落ちたという実績も残るということです。
つまり、今回落とされたことにより、悪い評価を得たことになりますので、他のクレジットカードの信頼も落ちるということになるのです。
後で申し込みをした時に、前に落とされている=信頼がない、他社が審査をしてとおらなかったのには何か理由があるというように判断されます。
また、複数同時に申し込まなければならない=通る見込みがない、ので複数申し込むというように判断されることもあります。
クレカに同時に申し込みするならどれくらいがいい?
クレカに同時に申し込みをするなら、せいぜい2枚までにしておきましょう。
これから、ひとつがだめでも、もう1枚は良いという可能性も高いですし、2枚ぐらいの使い分けは必要になります。
ただし、全く同じタイミングではなくて、やや時間を空けた方がその信憑性が増します。
全く同じタイミングで申し込むと、なにか急に現金が必要な事情でもあるのだろうかと疑念を持たれる可能性が増します。
万が一、3枚目、4枚目のカードが必要になっても、あまりにも毎月毎月カードを新規登録していると怪しまれますので、増やす場合でもせいぜい半年に1枚ぐらいが限度です。
クレカに同時に申し込みするなら必要なカードを吟味して選ぶ
このようにクレカに同時に申し込みをするのを極力避けるには、できるだけサービス内容が良いものや、自分に必要なカードを厳選して申し込みをするのがベターです。
不要なカードを作っても、会費が必要で、管理が大変になるだけですので、できるだけ少数に絞って申し込みをするようにしましょう。
利用しやすく、自分がよくいくお店での利用価値が高いものがいいですね。