育成型と呼ばれる、クレジットカードで育てるタイプのおすすめのものは何でしょうか?育成型クレジットカードとはカードのグレード上げていけるタイプのクレジットカードです。
グレードが上がると一般の方が受けられないサービスを楽しむことができますが、年会費が高額になるのが特徴です。
最上グレードのものはステータスカードとも呼ばれ、受けられるサービスよりもカードが持つことで得られるステータスが目的の場合も多いようです。
この記事では育成型クレジットカードの説明し、おすすめの育成型クレジットカードの紹介をしていきたいと思います。
目次
クレジットカードで育てるタイプのをおすすめする理由
クレジットカードにはグレードというものが存在します。
一般、ゴールド、プラチナの3種類で分類されることが一般的ですが、プラチナより上のグレードが設定されているカードもあります。
グレードが上がれば、それだけ豪華なサービスを受けられますし、何よりステータスシンボルになります。
そのため上位グレードのカードを持つのは簡単ではありません。
クレジットカード会社が出す招待状が無いと申込みできなかったり、申込みができても審査が厳しかったりします。
公開されているプラチナカードの条件では、年収が1000万以上というものがあります。
年収が1000万円を超える日本人は4%ほどですから狭き門です。
そこで誰でも申込める下位グレードの一般カードを入手し、利用実績を作ります。
カード会社に信頼できる顧客だと認めてもらうわけです。
実績が十分になるとカード会社から招待状が送られてきて、晴れて上位カード所有者となれます。
このようにクレジットカードを適切に使い続けることでグレードを上げていくことをカードを育てると言います。
そして育てることができるカードを育成型クレジットカードと呼びます。
コツコツと積み重ねた努力が報われる、正に日本人向けのクレジットカードと言えます。
クレジットカードで育てるなら会社の信頼を得るのがおすすめ
育成型クレジットカードの肝はカード会社との信頼関係です。
クレジットカードを育てるというのは、言い換えればカード会社との信頼を築くことに他なりません。
カードを頻繁に使い、多額のキャッシングをしても期日までに遅れず支払いを済ます。
そうやって積み上げた実績と信頼があるから、少し年収が足りなくても招待状を送ってもらえます。
仮に招待状を断っても定期的に送られてきますから、自分のキャリアに合わせてカードをアップグレードすることも可能です。
カードによってはアップグレード無しにショッピング枠を増枠してくれるものもあります。
育成型カードであれば、カードを育てることで自分の社会的信頼が上がっていくのを感じることができます。
カードに対する愛着が深まるのも育成型クレジットカードの特徴です。
上位グレードのカードになれば誕生日にプレゼントが贈られることもありますよ。
クレジットカードで育てるならコレ!おすすめの育成型その1
数ある育成型カードの中からオススメのものを3つピックアップして紹介します。
それぞれ特徴の異なるものを選びましたので、カード選びの参考にしてください。
まずはアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードです。
ステータスカードの頂点とも言われる「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン」に繋がるカードです。
国内外の空港ラウンジの利用、手荷物無料宅配サービス、航空便の遅延費用補償などトラベルサービスに強みがあります。
その反面、ポイント還元率は高くありません。
しかし、このカードの魅力は、育てていけばセンチュリオンに繋がるという一点に尽きます。
インビテーションを受けるにはカードの総利用額が1億円を超えている必要があるなど、とんでもない噂がささやかれるセンチュリオン。
この超越的なカードのインビテーションはアメリカン・エキスプレス・プラチナの所有者にしか届きません。
まずはアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを取得し、じっくり育てていくしかセンチュリオンを手に入れる術はないのです。
クレジットカードで育てるならコレ!おすすめの育成型その2
次は三井住友VISAクラシックカードです。
最も一般的なカードで、VISAカード利用者の多くはこのカードを使っていると言われています。
とにかく入手しすいことが、このカードの特徴であり利点です。
学生さんでも持っている方は沢山いらっしゃいます。
支払いをリボ払いに設定すれば年会費無料となるので維持費を抑えられる点が強みです。
この後に紹介するJCB カードWも年会費無料ですが年齢制限があります。
上位カードであるゴールドおよびプラチナカードは、いずれも申込み制です。
ただ審査があるので、申込めば誰でもプラチナカードが手に入るわけではありません。
目安ですが、新規で申込んだ場合は年収1000万ほど必要になるようです。
ただクラシックカードから利用実績を積み重ねていけば、この年収に届かなくても審査をパスできます。
ポイント還元率もトラベルサービスも魅力的ではありませんが、コツコツとカードを育て、名の知れたブランドのプラチナカードを手にしたい方にオススメです。
クレジットカードで育てるならコレ!おすすめの育成型その3
最後はJCBカードWです。
日本発で唯一国際ブランドとして認められているクレジットカード会社であるJCBのカードです。
カードに申込めるのは39歳以下の方に限定されますが、このカードとにかくお得なんです。
JCB一般カードならカード利用1000円ごとにOki Dokiポイントが1ポイント貰えますが、なんとJCBカードWなら2ポイント貰えます。
さらにJCBが運営するポイント優待サイトOki Dokiランドを利用してAmazonで買い物すると1000円あたり3倍の3ポイントなります。
これで年会費はずっと無料ですから破格と言っていいでしょう。
39歳の年齢制限ですが、これはあくまで申込みを制限しているだけです。
40歳になっても同じ条件で利用できますから安心して使い続けてください。
上位グレードには「JCBゴールド ザ・プレミア」と「JCB THE CLASS」があります。
どちらもインビテーション・招待制です。
まず、2年連続でJCBカードWの利用額を100万円以上にすることでプレミアのインビテーションが届きます。
THE CLASSのインビテーション条件は不明ですから、プレミアでひたすら実績を積み重ねるしかありません。
クレジットカードで一生付き合うなら育てるタイプのがおすすめ
40過ぎていきなり社会的信頼を得ることが難しいように、実績の無い人間が申込みひとつで上位グレードのカードを持つことはできません。
人生同様、それまでに積み上げてきたものが重要になります。
育成型クレジットカードは特別難しいことをしなくても、積極的かつ誠実にカードを利用していれば上位カードにアップグレードすることが可能です。
自分の所有するカードに愛着と自信を持ちたいなら育成型クレジットカードがオススメです。